
Eir 千葉
ゴルフの飛距離アップ身体操作トレーニング!②胸郭編(脊柱・肋骨)

前回に引き続き、ゴルフの飛距離アップに向けたトレーニング方法をご紹介していきたいと思います!
※前回の肩甲骨編をまだ読んでいない方はコチラ
今回は胸郭編になりますので、早速内容にいってみましょう!
胸郭は固くなりやすい!?

胸郭とは脊柱・肋骨・(胸骨)で囲まれた部位になります。
ゴルフにおけるスイング:回旋動作の中心的な部位ですが、ここは非常に硬くなりやすいという特徴も併せ持っています。
何故ならばこの中には肺・心臓など命の源になるような臓器が入っており、それらを守るためにも骨でしっかり覆われているような構造になっています。
そのため元々胸郭はガッシリしている構造になっているのです。
また、もう一つの理由としては現代の生活習慣による姿勢です。
PCやスマホを見る時間や手作業が多くなったり、運動不足で背筋やお尻が弱くなったり、椅子やソファーに座る時間が多かったりと、色々な原因によって猫背になりやすくなっています。
(猫背についても以前ブログを書きました→最速で猫背を治す!整体だけでも筋トレだけでも不十分な理由。 )

猫背姿勢になると身体の前側の筋肉が硬くなることで肋骨の動きが固くなったり、背骨が曲がることで動きが固くなってしまいます。
これによって結果的にスイング:回旋動作の可動域が小さくなってしまうのです。
そして、スイングに悩む多くの人が「既に硬くなっている状態」であることが多いです。
しかし、逆に言えばこの胸郭をしなやかに動かすようトレーニングをすることで、今までの自分はもちろん、他の人よりもスイングの飛距離アップに繋がる!ということでもあります。
それではご自身の今の胸郭の動きをチェックし、回旋がしやすくなる方法をお伝えしたいと思います。
可動域チェック&肋骨ほぐし
動画でご覧になる方はコチラ↓
<可動域チェック方法>



・立った状態で胸の前で手をクロス
・勢いをつけずに左右片方ずつゆっくり振り返る
①息が止まらない
②真後ろの景色が見える
③上半身は正面を向いた時から90度捻れている
3つのチェックポイントがクリアできているか?
また、左右差の感覚も覚えておいておいてください。
それでは左右特に捻りが硬かった方にまずアプローチしてみましょう。
<肋骨ほぐし>



・手の指をすべて閉じる(特に親指を開かない)
・手の平の付け根をなるべく背骨に近いところにあてる(反対の手を使ってもいい)
・①のまま横に倒す動き②大きく下から上に回す動きを行う
・手が届く範囲で上/中/下とアプローチ場所を変える
これができたらチェックで行った捻りを再びやってみましょう。
肋骨ほぐしが正しく行えていれば回旋の可動域がやりやすくなっているはずです。
(もし変わらない場合はやり方が間違っている、もしくは元々が硬くない場合があります)
左右差がでてしまうので両方やってバランスを整えましょう。
ゴルフの練習やラウンドの前、最中でもちょこちょこと肋骨をほぐすことで、スムーズな回旋・スイングができる前提条件をしっかり整えることが重要です!
ぜひ日々のルーティンに加えてみてください!
次回は③股関節編になります。
股関節も胸郭と同じく非常に硬くなりやすく、動かすのが難しい部位でもありますので、こちらをテーマにしていきたいと思います!
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
追伸
Eir千葉ではスポーツのパフォーマンスアップを目的としたパーソナルトレーニングを行っており、ゴルファーの方もいらしています。
今回のブログのように身体の柔軟性・可動域を出すこと、筋力やパワーをつけること、全身の連動性を高めるようなトレーニングを行い、パフォーマンスアップを図っています。
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